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商談管理の失敗を防ぐ|使い続けられる仕組みの設計と運用法を解説

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SFAやCRMを導入しても、「入力が続かない」「予測が外れる」「ダッシュボードを誰も見ない」と悩む企業は少なくありません。多くの場合、原因はツールそのものではなく商談管理の設計と運用にあります。商談管理を定着させるためには、最初に使い続けられる仕組みをどのようにつくるかが重要です。

この記事では、商談管理の目的やKPIの定義、ステージ設計の考え方などを、現場で実践しやすい内容で解説します。明日から取り入れられる仕組みづくりのヒントとして、ぜひ役立ててください。

この記事を監修したコンサルタント

GC9641
SalesInnovation本部 BusinessGrowth部
マーケティンググループ
Manager
奈良茂樹 NARA SHIGEKI

目次

商談管理とは

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商談管理とは、営業担当者が進めている案件の進捗を整理し、チーム全体で共有・改善する仕組みです。進捗を見える化することで、受注率や売上予測の精度を高められます。

さらに、商談管理は単に受注や売上を追うためのものではなく、最終的に営業活動全体をデータに基づいて最適化していくための基盤となる点が重要です。ここでは、商談管理の主な内容を解説します。

  • 商談管理の目的と役割
  • 営業管理との違い

商談管理の目的と役割

商談管理の目的は、案件を停滞させず、データをもとに営業を動かす環境整備を行うことです。属人的な判断を減らし、チーム全体で同じ基準を共有できる状態を目指します。

営業成果を正確に把握するには、KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)の設定と、定期的なモニタリングが欠かせません。KPIとは、目標達成に向けて「何を、どの程度できているか」を数値で測る基準です。下表は、商談管理で重視すべき代表的なKPIと、その設定目的を整理したものです。

指標 目的
Forecast Accuracy 売上予測の精度を高める
Win Rate 受注率を改善する
Stage-to-Stage CVR 各フェーズの課題を発見する
Sales Velocity 商談のスピードを向上させる

これらをモニタリングすることで、商談管理は単なる「記録」ではなく「改善のための仕組み」へと進化します。

営業管理・案件管理との違い

商談管理は、営業活動のなかで契約前の商談を整理して管理するための仕組みです。似た概念に「営業管理」や「案件管理」がありますが、それぞれ目的や範囲が異なります。

営業管理は、全社の売上や活動量を俯瞰し、経営層や営業企画が戦略を判断するためのものです。一方、案件管理は契約後の納品や品質、コストなどの管理を行います。商談管理はその中間に位置し、現場の営業活動をもっともリアルに支える領域です。

3つを明確に分けることで、データの重複や混乱を防ぎ、経営や現場双方の判断精度が向上します。

管理の種類 対象 主な利用者 目的 主な内容
商談管理 契約前の個別商談 ・営業担当
・マネージャー
商談の進捗を管理して受注を増やす ・ステージ(進捗段階)
・金額
・確度
・次の行動を整理
営業管理 組織全体の売上や活動 ・経営層
・営業企画
売上全体を把握し戦略を立てる ・売上推移
・活動量
・達成率などを分析
案件管理 契約後の業務・納品 ・プロジェクト担当者 進行や品質を確実に管理する ・納期
・コスト
・タスク
・リスクを追跡

商談管理が重要な理由

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営業活動を仕組み化するうえで、商談管理は基礎的な要素です。主に以下の4つの効果が期待できます。

  • 営業の属人化を防ぐ
  • 営業効率を高める
  • 受注率を高める
  • 売上予測の精度を高める

営業の属人化を防ぐ

営業スキルや経験に依存した体制では、成果の再現性が低下します。商談内容を統一フォーマットに記録し、成功パターンを分析することで、誰でも同じ品質の提案が可能になります。また、担当交代や異動時にも、履歴を確認すれば過去のやり取りをすぐに把握でき、顧客対応が途切れません。属人化を防ぐことは、チーム全体の安定的な成果に結びつきます。

営業効率を高める

商談管理を導入することで、業務の優先順位が明確になり、時間の使い方の最適化につながります。確度の高い案件や期限が迫る案件に集中できるため、ムダな行動が減少します。さらに、ツールの連携によりメールやスケジュールが自動で記録され、入力の負担を大幅に削減が可能です。営業担当者が売ることに集中できる環境づくりが、組織の生産性向上を支えます。

受注率を高める

商談管理では、商談の進行をステージ(進捗段階)ごとに分け、どの段階で停滞しているのかを可視化します。たとえば、「提案後の進展が遅い」といった定量的な課題の発見が可能です。改善が必要なポイントを抽出すれば、受注率の底上げにつながります。プロセスを分解して可視化することが、勝ちパターンの再現を可能にします。

売上予測の精度を高める

売上予測の精度を高めるには、面談の確度や金額、受注予定日などの定量データをもとにした算出が重要です。予実差の検証を継続することで、感覚や経験に依存せず数値で売上予測を把握できるため、将来の見通しが安定します。

加えて、売上予測と実績のズレが明確になることで、原因の分析が可能となり、営業モデルの精度を段階的に向上させていくことができます。

また、正確な売上予測は、営業戦略の立案やリソース配分、経営判断の根拠にも直結します。データを基点として予測精度の向上が、組織全体の意思決定を支える基盤となります。

商談管理で把握すべき情報

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商談管理では、すべてを記録すればよいというわけではありません。管理項目を厳選し、誰でも同じ基準で更新できる仕組みの整理がポイントです。基本的な項目は以下のとおりです。

  • 顧客・担当者・組織の基本条件
  • 商談フェーズと進捗状況
  • 受注予定日と見込み金額
  • 商談履歴と次のアクション

これらを標準化することで、報告がスムーズになり商談の鮮度を維持できます。

顧客・担当者・組織の基本条件

商談の成否は、提案内容そのものよりも「誰に・どの順番で・どの基準で意思決定されるか」を、どれだけ早く把握できるかに左右されます。企業規模や事業ポートフォリオ、決裁ルートを把握し、担当者を「決裁者/推進者/影響者/窓口」に分類します。さらに、紹介や広告、展示会などの獲得経路をタグづけすると、チャネル別勝率やLTV(顧客生涯価値)の分析が可能です。

顧客情報の粒度を上げるほど、営業の再現性とリード率が高まります。

区分 最低限の項目 補足観点
企業情報 業種/従業員数/売上規模/本社 ・事業ポートフォリオ
・決算月
組織構造 部門階層/稟議ルート(承認までの流れ) ・予算区分(Capex=設備投資/Opex=運営費)
人物情報 氏名/役職/役割 ・決裁権限
・影響力の度合い
チャネル リードソース ・紹介元
・キャンペーンID

商談フェーズと進捗状況

商談フェーズは、「初回接触→課題認定→適合確認→提案→合意→契約」の6段階が基本です。各フェーズにおける退出条件(Exit Criteria)を定義し、感覚や主観による判断を排除します。たとえば、課題認定では「現状KPI・制約・成功指標に相互合意がある」、適合確認では「決裁者特定と初回接触が完了」、提案では「導入時期の暫定合意と見積提出の完了」が条件です。

議事録や要件定義、見積書などの証拠資料を添付し、フェーズ進行を証拠ベースで判断することで運用が安定します。

受注予定日と見込み金額

受注予定日は、営業担当者の希望ではなく、顧客の導入スケジュールをもとに設定します。たとえば、顧客が「4月から使用したい」という場合は、契約や稟議にかかる期間を考慮し、3月中旬ごろを受注予定日に決定します。

見込み金額は、営業側の期待値ではなく、顧客と合意した金額の入力が必要です。複数プランがある場合は、顧客が選んだ内容を基準にします。また、商談ごとの確度(受注できる可能性)は、以下の式で求められます。

ステージ×滞留日数×証拠率

ここでいう確度とは、「その商談がどのくらいの確率で成立しそうか」を示す数値であり、ステージ、停滞期間、見積提出などの裏づけ(証拠)をもとに判断が可能です。この確度を金額に掛け合わせた「加重パイプライン(確度×金額)」を使用することで、より現実的な売上予測ができ予実誤差±5%の精度を目指せます。

商談履歴と次のアクション

商談履歴は、自由記述を最小限にして「課題/提案内容/顧客反応/合意事項/次アクション」の固定枠で記録します。メールやカレンダー、Web会議のログは自動で紐づけることで、担当者交代時にも履歴を追いやすくなるでしょう。

また、次アクションは、「誰が・何を・いつまでに」の3要素が必須です。遅延案件から期限を再設定する習慣をつけると、停滞防止と鮮度維持を両立できます。

商談管理を効率化する方法

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商談管理の効率化は、「試す→慣れる→仕組みに落とす」の段階設計が重要です。最初はエクセルやスプレッドシートなどを採用し、慣れた段階でSFAやCRMツールへの移行が現実的です。また、現場の負担を増やさずに、継続した運用を目指すことでツール導入の成功につながります。

  • エクセルやスプレッドシートで管理
  • SFA・CRMツールを活用
  • 無料で使えるツール

エクセルやスプレッドシートで管理

まず、エクセルやスプレッドシートでの管理ではスピード重視を意識し、最初の1枚のシートに次の11列を構成します。

  • 案件ID
  • 取引先
  • 担当者
  • ステージ(選択)
  • 受注予定日
  • 金額
  • 確度(自動)
  • 次アクション
  • 期限
  • 失注理由(選択)
  • 最終更新日

期限超過は赤、最終更新30日超は灰色で自動色分けし、ピボットテーブルでステージ別、月別の金額を集計します。案件が50件を超えてくると処理が重くなるため、SFAやCRM導入への切り替えるタイミングと捉えましょう。

SFA・CRMツールを活用

SFA・CRMは、記録するためのツールではなく、次の行動を決めるためのツールです。名刺はOCRで自動登録を行い、メールやカレンダーは、送信や予定作成のタイミングで自動記録します。また、Web会議は、終了時に参加者と録画URLを自動で紐づけ、履歴の一元化を行います。

ダッシュボードは「今日やること」「滞留」「高金額×高確度」に絞り、Exit条件でフェーズ進行を管理します。そして、導入後の定着度は、段階的な確認が必要です。1か月目は入力完了率を指標とし、2か月目は欠損や重複などのデータ品質を確認します。3か月目以降は受注率とMAPEを追うことで、運用改善の可視化が可能です。

なお、Grand Centralでは、SFA・CRM導入後の設計から運用定着までを一貫して支援する、Sales DXサービスを提供しています。商談管理の仕組みづくりに課題を感じている方や、これから導入を検討している方は、サービス概要資料をご覧ください。

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Sales DXサービス資料
単なるSFA/CRMツール導入で終わらせない。売上向上・営業効率化に直結する「セールスDX」。営業コンサルの知見を活かし、貴社の課題に合わせた最適なCRM/SFA構築とデータ活用を実現します。
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無料で使えるツール

無料で使用できる、HubSpot(Free)やNotion、スプレッドシートは、本格導入前の練習環境として最適です。ただし、ユーザー数や自動化範囲、権限管理、監査ログには制限があるため、機能拡張が必要になった段階で有料版へ移行します。

無料期間中に、「項目名」「プルダウン値」「Exit条件」を整理しておくと、後の移行がスムーズです。無料のうちに運用ルールを固めることが、有料版移行後の定着率を高めるポイントです。

商談管理ツール導入のメリット

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商談管理ツール導入の目的は、主に以下の3つです。

  1. 入力時間の短縮
  2. データの鮮度維持
  3. 現実的な売上予測の実現

名刺・メール・会議情報の自動連携により、入力は1件あたり3分以内に短縮されます。さらに、AIによる確度スコアやデータのカバレッジの自動表示により、主観的な判断の偏りを抑えられます。このような仕組みの整理をすると、担当者の作業効率とデータにおける信頼性の両立が可能です。

  導入前 導入後
入力時間 約30分/件 約3分/件
入力率 約30% 約90%
予測誤差(MAPE) ±30% ±5%
受注率 ベース +10〜+25pt

このように、ツール導入により業務負荷を軽減しつつ、データの鮮度と受注率の双方を高められます。結果として「報告の場」だった会議が、「課題を特定し対策を決める場」へと進化します。以下は、商談管理ツール導入で得られる主なメリットです。

  • 営業プロセスの見える化
  • 入力・集計の自動化
  • 売上予測の精度向上
  • 機能・費用・操作性の比較

営業プロセスの見える化

全案件をステージごとに一覧表示し、「金額・受注予定日・滞留日数・次アクション期限」を一画面で確認できるようにします。遅延や証拠未添付の案件には自動でフラグが立ち、週次会議は、「リスク抽出→対策決定→期限設定」の流れで10〜15分以内に進められます。

ステージごとの通過率(CVR)も可視化できるため、どの段階で商談が止まっているのかを事実ベースで把握が可能です。

入力・集計の自動化

名刺OCRやメール・カレンダー連携、Web会議ログ取り込み機能を活用すると、活動履歴は自動で蓄積されます。商談後は、音声入力で3分ほど更新するだけで、最新情報が反映され、手作業による転記や入力漏れを防げます。

また、管理側は、ダッシュボードの集計をそのまま会議に投影できるため、資料作成にかける時間の大幅な削減が可能です。レポート作成に追われるのではなく、データをもとに次の対策を考える時間を生み出せるというメリットがあります。

売上予測の精度向上

どの程度の確立で受注できそうかについては、以下の計算式で求められます。

ステージ×滞留日数×証拠の有無

この計算式は、商談の進捗度、滞留期間、見積提出などの裏づけをもとにしています。商談ごとの確度と、見込み金額の掛け合わせた加重パイプライン(確度×金額)を使用することで、主観に頼らず現実的な売上予測が可能です。

また、月ごとに数値を確認して調整すると、経営会議での予測と実績の差を±5%以内に抑えられます。

機能・費用・操作性の比較

ツール選定は、「目的→必要機能→現場のIT習熟度→総コスト」の順番で考えると、失敗を防げます。

条件 推奨ツール 特徴
代理店や複雑な権限管理が必要 Salesforce 柔軟なカスタマイズと高セキュリティ
マーケティング連携を重視する中小企業 HubSpot CRMとMAの統合運用が可能
ノーコードでExcel資産を移行したい kintone 柔軟なフォーム設計と拡張性

導入前には必ず、無料トライアルで毎日触れる画面の確認が必要です。さらに、必須5項目の入力動線が短く、現場が迷わず更新できるかを最優先で確認します。

必須5項目 内容 目的
1.取引先名 商談相手となる企業名 ・商談の紐づけ
・集計の基準にする
2.担当者名 相手企業のキーパーソン ・フォロー、連絡履歴を明確化
3.商談ステージ 初回接触/提案中/見積提出/決裁待ち/受注など ・進捗を統一の基準で可視化
4.受注予定日 契約・納品の見込み日 ・売上予測とスケジュール管理に活用
5.金額(見込み額) 受注見込み金額 ・パイプライン、収益予測の算出に使用

これらの項目を最小単位として設計すると、どのツールを選んでも正確な商談管理を維持できます。

エクセルで商談管理を行う際の注意点

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エクセルは導入のハードルが低く、初期費用を抑えられます。しかし、運用を続けるなかで更新漏れや同時編集の衝突、集計作業の負担など、限界が表れます。あくまで、暫定の運用環境を前提にした使用が現実的です。テンプレートや更新ルールを整え、件数や人数が増えた段階でSFAへ移行することを検討しましょう。

エクセルを使用する際の注意点は以下のとおりです。

  • 更新漏れのリスク
  • リアルタイム共有の困難
  • 集計・分析の負担
  • テンプレート運用の限界

更新漏れのリスク

エクセル運用で多い課題が、更新漏れです。担当者が複数いると記入漏れや古いデータが残りやすく、正確な商談状況の把握ができなくなります。以下の3つの対策の徹底が重要です。

  1. 当日中に更新する
  2. 最終更新日を自動表示する
  3. 週次で「最終更新30日超」の案件を抽出する

会議の冒頭に「未更新案件を確認→その場で期限を再設定」する運用を習慣づけると、データ鮮度を維持できます。

リアルタイム共有の困難

ローカル保存やメール添付による共有は、複数の人が異なるバージョンを同時に編集してしまうリスクがあります。どのデータが最新版なのかが分からなくなり、入力ミスや情報の重複が生まれます。クラウド上はひとつのファイルに統一し、編集権限や保護範囲の明確化が重要です。

さらに、フィルタビューや列固定、条件付き書式などを整備しておくと、誰が見ても迷わない共有環境を保てます。ただし、データ量が増えるとファイルが重くなり、操作性が低下します。リアルタイム更新に限界を感じた段階で、SFAツールへの移行を検討することが現実的です。

集計・分析の負担

ピボットテーブルを毎週つくりなおす運用は、長続きしません。定型レポートのひな形を作成し、案件追加時に自動で範囲が拡張される表構造にしておくと効率的です。しかし、カバレッジや商談の確度の計算といったより高度な分析は、エクセル単体では限界があります。自動集計や可視化の領域はSFAに任せることで、分析にかける時間を削減し、判断のスピードを上げられます。

テンプレート運用の限界

エクセルは、Exit条件の強制や証拠ファイルの添付、期限超過アラートなどの自動化は難しい領域です。VBAで再現できても、バージョン差や保守負担が大きくなるため、属人化しやすいといえます。そのため、3か月を目安にテンプレートを固めて、SFAへ移行する計画をしておくとスムーズです。

たとえば、Salesforceの導入により、このような課題の解決が可能です。商談データの自動集計やアラーム通知など標準機能として備わっており、データ品質を保ちながら安定した運用ができます。

Grand Centralができること

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Grand Centralが提供するセールスDXとは

Grand CentralのセールスDXは、営業組織の生産性を高めるためのCRM/SFA導入・定着支援サービスです。以下の4つを軸に、設計から運用まで一貫して支援します。

  • アジャイル型のCRM/SFA導入・定着化支援
    現場の運用を優先した小規模導入と改善を繰り返し、早期に定着を実現
  • CRM/SFAの構築
    営業プロセスに合わせた設計で、データを活用できる仕組みを構築
  • BIツールの構築
    商談データを可視化し、マネジメント層の意思決定を支援
  • コーチング
    導入後の定着・改善を伴走支援し、成果の継続をコーチング

セールスDXサービス概要資料のダウンロードはこちら>>

Grand Centralならではの3つの特徴

キーエンス出身をはじめとした営業プロフェッショナルが支援

キーエンス、リクルート、Salesforceなどでトップレベルの営業を経験してきたコンサルタントが、営業戦略立案、仮説検証、マネジメントを行います。実働を担当するのも弊社のノウハウが身に付いたメンバー。弊社独自の制度で選定された実力のある人材や、100%子会社の社員が担当します。

ワンストップで幅広いソリューション

戦略立案からインサイドセール、フィールドセールス、カスタマーサクセスまでワンストップで支援します。オーダーメイドでのプランでは、ターゲットやサービス特性に個別に対応可能です。また、SFA構築・運用や営業研修、組織構築など、クライアント企業が自走できる支援メニューを幅広く提供しています。

クオリティの高い成果物

営業結果を多角的に分析した営業データ、勝ちパターンが構築されたスクリプトや応酬トーク集など、Grand Central独自の営業ノウハウをクライアント企業のサービスや組織に合わせた形で提供します。報告資料も詳細に記載し、成果や進捗状況をいつでも確認できる体制を整えています。

Grand Centralのご支援実績

代表的なご支援実績を紹介します。他のご支援については、こちらからご覧ください。

株式会社MIC様

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支援内容

株式会社MIC様は、Salesforce導入後の定着とデータ品質の向上に課題を抱えていらっしゃいました。Grand Centralでは、営業フェーズの設計見直しと承認フローの整備を中心にご支援しました。現場の業務プロセスに合わせた入力設計と自動アラート機能を組み込み、データの一貫性を保ちながら日次での可視化を実現しています。

この取り組みにより、商談データの鮮度と精度が向上し、報告業務の工数を大幅に削減することができました。組織全体で共通KPIをモニタリングできる体制を構築し、属人化していた商談管理からの脱却につながっています。

株式会社ミライク様

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支援内容

株式会社ミライク様は、営業活動を感覚ではなくデータに基づいて管理したいという課題をおもちでした。Grand Centralでは、Salesforceを活用した営業PDCAの仕組み化を支援しました。フェーズごとの確度定義を明確にし、加重パイプラインによる予測精度を高める設計を行っています。

その結果、リード獲得/商談単価の算出が可能になったことによる営業コストの最適化と利益率向上を実現しました。現場が数字をもとに意思決定できる体制づくりとして、高い評価をいただいています。

まとめ

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商談管理を成功させるポイントは、少ない項目を正確に、継続的に運用することです。まずは、基本の5項目「取引先名・担当者名・ステージ・受注予定日・見込み金額」を明確にし、更新ルールの統一が重要です。入力の自動化や可視化ツールの活用により、属人化を防ぎ、データに基づく営業判断ができるようになります。

正しい設計と運用の積み重ねが、売上予測の精度向上と受注率アップにつながります。もし、エクセル運用で限界を感じたらSalesforceのSFA導入を検討し、その構築や定着をGrand Centralにご相談ください。

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“営業代行”とは一線を画す、“セールスコンサルティング”というニューノーマルを確立し、営業支援業界の常識に革命を起こします。 品質至上主義を掲げ、創業以来、顧客満足度97%を獲得し続けているセールスメソッドにより、クライアントを成功という目的地へお導き致します。
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